2012年04月17日

気になったニュース

大企業のサラリーマンや家族が加入する健康保険組合の財政は厳しい状況が続いています。今年度、全体の赤字額は過去2番目に多い、5700億円余りに上る見通しになりました。全国1435の健康保険組合で作る連合会では、各組合の今年度の予算を推計し、発表しました。それによりますと、今年度の組合全体の赤字額の見通しは、過去2番目に多い、5782億円。全体の89%に当たる1276の組合が、赤字になる見込みだということです。健康保険組合では、団塊の世代が65歳を迎え始めたことなどから、高齢者医療費への負担金が前の年度と比べて9%増加し、赤字を増やす要因になっているとしています。また保険料率を引き上げた組合は、これまでで最も多い584組合となり、平均の保険料率は、先月1日現在で前の年度より0.37ポイント上がって、8.31%となっています。健康保険組合連合会は、今後3年間で、新たにおよそ700万人の人たちが、65歳以上の高齢期を迎えます。
南海トラフ付近で起きる巨大地震に伴う津波が、静岡県の浜岡原子力発電所付近で建設中の防波壁の高さを上回ると想定されたことを受けて、中部電力は、運転が止まった現状では、津波で原子炉などを冷やす機能が失われても、安全は確保できるとした報告をまとめました。想定を受けて中部電力は、廃炉に向けた作業中の1号機と2号機、それに去年5月までに運転を停止した3号機から5号機について、影響を検討しました。その結果、現状では津波で原子炉などを冷やす機能が失われても、水が蒸発して燃料が露出するまでに最も短い原子炉で、6日間あるとしました。その間に高台に配備したポンプを使えば、燃料を冷やすことができると説明しています。
水俣病の救済策を巡り、被害者団体が被害者の掘り起こしのために行っている、集団検診などについて、7月末の締め切り以降は慎んでほしい。永久に水俣病問題にけじめがつかなくなると発言した横光環境副大臣。抗議に訪れた被害者団体に陳謝しました。



Posted by onodaka at 12:34│Comments(0)
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